出来ることと出来ないことと

日本に帰ってきて1年半。

 

自分には何ができて何ができないのか、何はどれだけ頑張ってもできないことなのか、色々壁にぶち当たった結果見えてきたことがたくさんあります。

 

 

【出来ないこと】

 

まず、私に出来ないことは自分のすぐ周りにいる人たちと同じようなことをすること。

フルタイムで働くことが出来ない。甘えてるとか、ナマケモノとか体力がないとか言われたりもするけれど、こればっかりはしょうがない。フルタイム分働き始めると、体や精神が壊れていくのが自分からも他人からもわかりやすく可視化する。大抵は原因不明の病気になる。笑 原因不明だから直しようがないんだけど、大抵ストレスと言われる。本人に自覚がなくても出たりするから「頑張れ」と言われても頑張れない。

むしろ、頑張れと言われて頑張り続けたら鬱になりました。だから私はもう頑張りません。死にたくないし。

 

どうして私は他の人のように器用に働けないんだろ?と思って立てた推測は二つ。

一つは、自分自身のメンテナンスに人よりもたくさんの時間と労力を必要とすること。(つまり寝たり、休んだり、生活を整えたりする時間)

もう一つは、外に出た時に「刺激」として受け取るものが他の人よりもかなり多い。これは自分でも自覚をしているのだけれど、いろんなものに過敏に反応してしまう。普通の人がスーッと受け流せるところを、私はいちいち全部受け止めるから他の人ならスルー出来るレベルのことでパンクしてしまう。

 

人との関わりや外からの刺激はなるべく少なくすることが、私の精神衛生を保つためのコツだってことを、私は今まで生きていく中で学んだ。でもその「少なくする」が世間的に見るとあまりにも異常なので、「この子おかしい」と言われたりもした。

 

「普通はさ」「日本人だから」「みんな出来てるんだから」

 

こういう類の言葉にはもう騙されないぞ、と思います。

 

みんなはみんなだけど、私じゃない。

 

みんなが出来ても、私には出来ない。

たとえ彼らにとってそれがどんなに簡単に思えることでも、私にとって難しいことならば私には出来ない。そもそも生きている世界が違うし価値観が違う。だから私はあくまで「私」を大切にしていく。そんな感じ。

 

 

【出来ること】

 

一方で、私にも出来ることや私だから出来ることもたくさんあるのだと言うことに気がつきました。

 

まずは、事務作業的な仕事の速さと完成度の高さ。

これはどこに行ってもびっくりされるレベルで、時々教えてくれる人よりもわかってしまうことすらある。特に、パソコンを使った作業とかシステムを構築したり何かを維持したりする作業は本当に得意。得意すぎて時間が余ってしまって困る(自由に気をきかせることが出来ないから)。

 

それから、文章に関する仕事は信頼を置かれたりする。

書く量と質と正確さが飛び抜けていて、いっつもびっくりされます。

文章を読み解いたり、本や説明書をささっと読んで内容を把握してそれをすぐに応用することもできる。

 

データ分析も出来る。どんなアクションをとってどう言うレスポンスが返ってきてどう言う結果になったのか、そういった流れを複合的に判断してより良いアクションのプランを立てていくことができる。

 

 

今みっつあげたけど、どれも「過去」に対するアクションでした。すでにあるもの、出てきた仕事、現状をどう処理していくのかという作業が得意。

 

 

未来に対してはどうなのか?と言うと

 

・未来に対するアクションに関しては、あまりにも突飛すぎて受け入れられないことが多い(他人の理解を得にくい)

と言うことがよくありました。色々考えて分析した結果、こういうアクションを全体としてとっていった方がいいよねって言う答えは私の中で見えているのだけど、それを実現させるためには私のいる立場は下っ端すぎるのです。もし私が会社の社長かなんかだったら多分そう言う大きいこと言っても、それを現実的に隅々までスタッフに行き渡らせる能力がある人たちがいくらでも下にいるからなんとかなる。でも、下っ端がそれを言ったらダメなんでしょうね、多分。

 

今のお仕事は、新しくてちっちゃなちっちゃな会社だから代表の人ともよくお話するし、フランクに仲良くできる環境にあります。毎週しっかりとミーティングの時間を設けて、みんなでたくさんの話をする。だから、私の話も聞き入れてもらえるし、私は実際に数字をとっていく「営業」ではないけれど彼らをサポートする「知的参謀者」には近づけているんじゃないかなと思います。

何よりも「頭がいい」ことが、悪いことでもなく、周りを卑屈にさせることでもなく、ちゃんとした形で適材適所で機能しているので、私にとってはありがたい。

 

 

大学院で論文を書いた時も、書き方が突飛だったので教授たちもびっくりしていたりしました。でも、それも含めて「読んでいて楽しかった」と言ってくれた先生もいたので(しかも普段は一番怖い先生!)まぁいっか、と思います。今はまだ修論レベルなので、変なこと書いてもまぁ許してもらえるけれど、博士論文にまでなったら本になる可能性もあるし、かなり制約がかかること必至です。なので、いつか来る(かも来ないかもしれない)その日までに、私は自分の心臓にフワッフワのファーを生やしておこうと思います。何言われても、負けないぞ!と思えるだけ自信持ってかけるものが見つかったら私は多分博士課程にいくと思います。見つからなかったら・・・行かない。笑

 

 

話を戻すと、私は接客が苦手だし、たくさんの人と広く浅く交流することができないし、自分をアピールして全面に出て行こうとするとストレス溜まるわ失敗するわで散々なので、大人しく奥の方に引っ込んでいる人になることにしました。

 

これぞ本当の奥様です。笑

 

外に出るのは社交的な人たちでいいです。私はこっそり彼らに耳打ちして終わりにしておきます。

 

 

社交的なみなさん、頑張ってください。

(私には理解できないけれど、彼らは私が奥に引っ込んでるのと同じくらいの心の安泰を社交によって得ているのだと思っています。だから、私にとっては「よくあんなことできるな」なのだけど、彼らからしたらきっと私に対して同じことを思ってるんだと思います)

 

 

私は私にできることを頑張ります。

 

 

と言うことで、「私にとっての生きやすい生き方」を引き続き私は模索し続けます。

 

普通に生きようとするだけで無理が重なって辛くなる人間にとって、人生っていつでもハードモードですけれど、そのぶん他の人が学べないスピードでかなりたくさんの経験をしているしたくさんのことを学ばせてもらってるなとも思います。

 

なので、体を壊さない程度に、引き続き頑張りたいし、それなりに満足していたりもします。「報われる」ことはいつまでもないけれど!それでもまぁいっか、と思えるようになっただけ成長したと思います。

 

 

終わり。