家が好き

家にいることが好きとか、そういう意味ではなくて

家という存在そのもの?が私は好きです。

 

子供の頃から家の間取りの載ったチラシはくまなく読んだりしてた。

 

別に引っ越す予定も引っ越さなきゃいけない理由もないのだけれど

今日なんとなくネットで物件見ていたら、すっごい好みの家があったので

内覧希望の問い合わせをしてみた。これから物件巡りを趣味にしようかな。

 

 

別に何か特別な物件だった訳でもなくて、特別オシャレだった訳でもないんだけれど

大きな窓と広いリビングと、古い建物をリノベーションしつつもやり過ぎていない感があったこと。

 

 

私、広めの古いマンションとかアパートが好きみたい。

 

アメリカにいた時に住んでたアパートもものすっごく古い煉瓦造りのところをリノベーションしたものだった。もっとも、私のいた街はそういう古いレンガの家やアパートが大半で、どこの家もそんな感じだったのだけど、私が選んだアパートは壁の一部に古いレンガがそのまま残ってて、窓が大きくて、ところどころに古さが残る家だった。キッチンの棚とかは古い感じがするんだけれど、オール電化で便利なところは便利だったりした。

 

家が好きなのは、家にいる時間が長いからかもしれないし、何よりもリラックスして休めるところにしたいっていう気持ちもあるのかもしれない。

 

私は家に人が遊びに来るのは苦手だし、自分の空間は自分だけのものにしたい。恋人とかは、半分身内みたいなものだから大丈夫なのだけど、友達とかは気を使う。

 

ルームシェアハウスシェアをしたこともたくさんあるけれど、同居人がどんなに良い人でもやっぱり気ははるし、家以外に一人になれる逃げ場所を見つけられないと割と辛い。

 

 

アメリカに行って最初の2年は、大学が提供してくれたアパートに住んでた。途中で私のアパートメイトの人が大学を出て私はもう一つの空っぽの部屋とともに広い家に一人で住んでた。そしたら夏の間だけ、中国から研究でやってきたポスドクかなんかの人が来たのね。しかも子連れで英語をあまり話せない。子供は最初の一週間くらいだけいてすぐにいなくなってしまったのだけど(おそらく旦那さんの元へ行ったか何か)女性の方はしばらくいた。彼女は英語は喋れないけれど、静かで良い人だった。ただ、一つだけ問題があった。それは、ものすごく油料理をするということ。しかも、サラダ油。

 

私、サラダ油の匂いが苦手です。サラダ油自体も苦手。なんかべっとりこびりつくような感覚があるから。

 

それが毎食リビング中に広がって、時々私の部屋にも入って来るの。

 

 

 

それから、セントルイスに引っ越してから最初に住んでたところではフラットメイトの一人がかなり片付けられない人で共有部分は汚すし、食器はキッチンに積み上がってるしで大変でした。何より嫌だったのは、彼女が引っ越しをする直前に「元彼が飼ってた猫を引き取ってくれなかったから猫連れてっても良い?」と言われて私ともう一人が了承したは良いものの、汚れに無頓着な彼女なので猫のトイレ掃除を全くせず。そのせいで、そこまで狭くないサンルームを丸々与えられてた猫なのに、その部屋だけでは匂いをキープして置けなくなり、アパート中に匂いが充満するという悲劇!

 

それから、うちのアパートは部屋ごとの冷暖房ではなくて全部が繋がっていたのだけれど、あんまりうまく機能してなかったせいでなぜか私の部屋だけめっちゃ効いてしまうという事態が。私はもともと冷房も暖房も極力つけないで生きて来た人間なので、冷房も暖房も強すぎると辛い。特に暖房は、空気が悪くなってすぐに気持ち悪くなっちゃいます。悲しいことに私のベッドのちょうど真上に冷暖房の空気が出て来るところがあって、消したと思った暖房が寝てる間についていて、夜呼吸困難を起こして目が覚める・・・ということもありました。古い家だったから窓が十分に開かずで、さらに悲劇。自分の家のはずなのにこの家は本当に快適じゃなさ過ぎて、私はこの家を借りてる期間のほとんどは、当時付き合ってた人の家にいた。笑

 

清潔感と冷暖房と匂い

ルームシェアの最大の課題です。笑

 

 

 

でも多分、そういう経験もあるからこそ、本当に安らげる家があるありがたさと幸せを感じることができるんだろうなって思います。

アメリカで最後に住んでいた家は、所々もっと良くして欲しいところはあったけど、それでもとっても快適で、私は幸せな引きこもり生活をしてました。

家が好き過ぎて全てを家で完結させてしまうの。

 

引きこもりって言っても、リビングはすごく大きな窓が一面にあって光がたっぷり入るし二人で住んでも大丈夫なくらい広い。(特に家具をあまり持たなかった私の部屋は本当に広かった)大きな冷蔵庫とオーブンがあったから、満足に料理ができた。

光に溢れた明るい引きこもり生活でした。笑

 

 

たいそうなものは必要ないけど一つ一つの家具は自分が気に入って見つけたものを使っていたから、それを見るたびに幸せな気分になった。

ある家具は、引っ越して来た時にタダで譲り受けたものに自分でペンキ塗ったもの。

 

アメリカではアンティークショップがそこら中にあって、しかも日本で買ったらすごい高くなりそうな古くておしゃれな家具も安く買える。

 

グッドウィルとかに行けば、掘り出し物の可愛い食器とか日用品がいくらでも手に入る。そこそこ以上の良い暮らしをするために、そこまでお金がかからなかった。

 

私にとっては、社交とかイベントとか、旅行とかそういうアクティブなものよりも、シンプルながらも毎日の生活のクオリティが高い生活ができる方が重要なことなんだと思います。

 

それは例えば、夕方ゆっくりご飯を作る時間があることだったり、オーブンや洗濯乾燥機、食器洗い機が家にあることだったり、食後にお茶を入れてホッと一息いれることだったりそういうもの。肌寒い雨の日には早めに家に帰ってあったかいお風呂にゆっくりとつかりたい。朝は大きな窓から注ぐたっぷりの朝日を全身で浴びたい。休みの日には、いつも履いてる靴を丁寧に磨きたい。

 

何もないのは嫌だけど、ものはできるだけ少ない方がいい。

床は硬いよりも柔らかい方がいい(だから、デザイン性はさておき私は畳やカーペットが好き。ハウスダストに弱いから本当はフローリングの方がいいのだけれど)

壁は真っ白じゃなくて、少しだけ淡い色。

 

照明は、間接照明でゆっくりと本を読みたい・・・

 

 

家は自分自身の存在の延長のようなもので、自分の空間がそこには滞在していて、そこに招き入れた人は自分自身に招き入れるような感覚になる。

 

家は、ずっと変わらないようでいて、自分自身の状態に合わせて少しずつ変化していくもの。だから、時々新鮮な空気を入れたり、模様替えをしたりして雰囲気や空気をパッと変えたりする。そうやって自分自身とおんなじように、ゆっくりのスピードで少しずつ年を重ねてゆくの。

 

 

私、おっきい建築とかはやっぱりイマイチよくわからないけれど、家は好きなんだと思う。普通の家も、ヘンテコな家も、建築家が建てた家も、おしゃれなデザイナーズ物件も。

 

色々眺めるのが好き。その上で、自分はあくまで一つだけを選ぶ、

 

 

 

どんなに気に入ったものが多くても、最終的に自分一人で選べるのは一つだよねぇ。

 

 

 

そろそろ新しい居住空間が欲しいなぁと思い始めたところ。

 

でも自分でガツガツ稼いで一人暮らししてっていうのは興味ない。あまりものを所有したくないから、家具とか家電とかも自分では買いたくないし。日本にもいつまでいるかわからない。あと2〜3年はいようって思ってはいるけど短くなる可能性だって大いにある。だから、家電を今買うのは危険。

 

だからと言って、シェアハウスは嫌なんです。理由はさっき散々書いた。気を使いしいだから。

 

 

 

うまい具合にヒモになる方法を考えることにします。笑

 

幸い私は一通り家事はできるし、好き。基本的にはずっと家にいるけど、あまり家にいない人と一緒に暮らせばそこまでストレスにはならない気がする。同じ家にいても、会うのも話すのも時々、っていうのがきっとちょうどいいです。需要と供給が一致すれば平和的共存ができるのではないかと考えてます。